商店街からのおしらせ

服飾品 雑貨 モコ

よりすぐりの古着を、お求めやすい価格で提供しております。
お洋服は毎日、入荷しております。

まず、店の前のラックにかかっている特価品コーナーの、お洋服をご覧いただき(お宝Get!!)
そのお洋服に合わせる等で店内を散策、雑貨等や小物等も置いてます!

取材中もずっとニコニコとして優しそうな店主の辰巳さん。お父さんから店を継ぎ「立花から出たことない。ボンボンや」と笑います。昭和20年8月。アメリカのB29が飛んでいたという、日本中がとんでもないときに開業。野菜や鍋から始まり、そのうち下駄や草履を売るようになり、そのまま本業になったとか。客層は幅広く、神戸や大阪の問屋に行って必ず自分の目で見て商品を仕入れています。「当たり前のことやけど、いい商品を仕入れて安く売る。それが商売」。最近は中国製も日本の企業が技術指導しているので質は悪くないそうです。意外な一面といっては失礼ですが奥様と2人でネパールの学校支援をされています。山奥の村まで学用品を届けるためにテントで寝ながら何日も歩くそうです。聞いてるだけで大変だと思うのですが、そんなお話のときも辰巳さん、楽しそうなんです。

「ボタンが取れたとかファスナーが壊れたというクレームは一切ありません」。そう語るのはレディースショップアンのオーナー佐々木さんです。もちろん、特別丈夫な洋服を扱っているわけではありません。お客さまに、その商品の素材や品質、取り扱い方、洗濯や保存方法まできちっと説明されているからです。
お話を伺っていると、とにかく丁寧にお商売をされている印象を受けます。大阪や神戸の流行りや価格、立花の女性の好みをしっかりリサーチ。買う買わないに関係なく、商品の説明やファッションのアドバイスは欠かしません。「都会に比べて小さい店なのに来てくれる。だからお客さまを裏切れない」。
このお店は「ありがとう」といって買えるお客さまが多いそうです。お店とお客さまのいい関係が、いちばんの「目玉商品」じゃないだろうか。そんな気がしました。

先代から70年近く立花商店街で商売をされている、宝飾・時計・メガネの「竹岡」さん。最近改装されたお店は明るくてとてもきれい。間口が狭く奥行きのある、いわゆる「うなぎの寝床」です。
店主の竹岡さんは、高校卒業後お父さんのあとを継ぎ、かなり厳しく技術を叩きこまれたそうです。昔はこういう専門店がどの商店街にも必ずありましたが、最近は量販店に押され少しずつ減ってきています。とくに時計の電池交換をしてくれる店はほとんどなくなったため、わざわざ遠くからこのお店を探してやってくるお客さまも多くいらっしゃるとのことです。
置時計に掛時計、いまでは百貨店でも扱っていない可愛くておしゃれな時計がたくさん並んでいるのを見ると、「時間はケータイで確認できるから」というのがとても寂しいことだなと感じました。

バッグや帽子、財布など立花マダム御用達の婦人雑貨店がビッケさんです。話好きの店主・岸田さんが仕入れから販売までひとりで切り盛りされています。
帽子のサイズ調整も無料でされていて、ご本人は「怖い顔してる」とおっしゃいますが、いえいえ、笑顔に人柄の良さが出ている方です。
お客さまの年齢層は「ギャルは来ないなー」というだけあって年配の方が中心。杖がわりになる四輪キャスターも品揃えしてあります。上は90代のお客さまもいらっしゃるということで、お店の中は車いすでも入りやすい工夫も。
「安いだけのものはすぐ飽きたり壊れたりするし、べらぼーに高いものを置くつもりもない。値段の割に値打ちのある商品を揃えています」。うん、商店街のお店はそうでなくっちゃ、というビッケさんでした。

お店からひと言

スワニー(四輪キャスター)取扱店
レイクアルスター(バック他)取扱店

ジュエリーショップ、というと、入るのに勇気がいる雰囲気のお店もあったりするのですが、ここ「ジョワイヨ正美堂立花店」さんは、リーダーの村さん、サブリーダーの阿路川さんがとても明るく出迎えてくれるお店です。
ジョワイヨ正美堂は大阪に4店舗、兵庫はここ立花に1店舗を展開するチェーン店。卸を通さない製造直売で、おしゃれなインポートジュエリーをどこよりも安価で提供しています。ピアスは980円からあるそうですから、たしかにリーズナブルです。
ヨーロッパ直輸入なのでデザインも最新。日本のファッション誌でいま紹介されているものは、このお店では5〜6年前から店頭に並んでいるそうですよ。
商店街の夏祭りでは唐揚げ担当。他のお店の方からも親しまれているジョワイヨ正美堂さんでした。

革靴、スニーカー、長靴、つっかけ、そして傘・・。まさに「街のはきもの屋さん」という表現がぴったりの品揃え、それが辰川はきもの店さんです。
主に中高年が対象のお店ですが「ウォーキングシューズやスニーカーもいろいろ揃ってますのでぜひお越しください」とおっしゃるのは店主の辰川さん。じつは、ここ立花商店街振興組合の理事長さんです。
見るからに温厚そうで、取材中もずっとニコニコ。インタビュアーを担当した商店街サポーターの女子大生が繰り出す「学生時代の思い出は?」「昔はやんちゃでしたか?」などお店紹介とはまったく関係のない質問にも「いやあ、どうやったかなあ」といいながらも、嫌な顔ひとつせず、笑いながらいろんなお話を聞かせていただきました。
中でも満面の笑みで答えていただいたのがこの質問。「この仕事の魅力はなんですか?」「やっぱり、この前買った靴、履きやすいわあ。と言ってもらえるのが一番うれしいね?」。