「銀行はどこ？」「郵便局はどこ？」立花商店街に詳しくない人が道を尋ねるのはたいていこの伊藤タバコ店さんです。人呼んで「立花商店街のコンシェルジュ」。お母さんの文子さんと娘さん、そしてパートで来ている看板娘？の中川さんの３人でタバコと「おにぎりの弁天堂」を切り盛りしているお店です。この地で店を構えて４５年。文子さんの口からは「ここのアーケードはうちの父親が働きかけをした」とか「駅前に舞台を作って日本舞踊の発表会をした」など商店街の歴史がポンポン飛び出してきます。取材中もひっきりなしにお客様がやってきてタバコやおにぎりを買っていきます。ちょっと耳寄りな話。ここのお弁当は安くてボリュームがあって隠れた人気商品です。熱々のお味噌汁もついてきますよ〜。