「しゃべる理容師」を自称するのが、ヘアーサロンステーションの店主・波多野さん。手もよく動けば、口もよく動く。お店の若いスタッフの方に苦労話や将来のことを聞いているときも、横から波多野さんの声が飛び込んできます。
創業は昭和23年。立花商店街の中でもかなりの古株です。波多野さんのお父さまが戦争から帰ってきた話から始まり、当時はバラック建てだった、近くで伯父さんが乾物屋をやっていた、92歳になるお父さまが今も散髪に来て毛染めをしていく、などなど「インタビューは緊張するわ」と言いながらお話が止まりません。
結局、お店の話はあまり聞けず、最後にＰＲをお願いしますというと、「お客さんとのコミュニケーションを大事にして、アット・ホームな雰囲気でやってます！」とのことです。それは20分ほどのインタビューでよーくわかりました。